トトくんはじめての動物病院




約1週間前のことです。


朝方、「フシュン!.......フシュン!!」という音が聞こえ、なんだろうとハチュ達のコーナーを見ると...

トトくんが、咳のような、しゃっくりのようなものをしているではありませんか。
びっくりして観察すると、1分に1回間隔でフシュンといっています。


「まさか...風邪?それとも肺炎?😱」


蛇の風邪や肺炎は放っておくと命に関わる。これは蛇飼育者ならみんな知っている常識。

急いでパートナーを叩き起こして、みてもらう。

「うん。とりあえず、湿度が下がっているから上げよう。それでしばらく様子を見てみようか。」


焦りまくるわたしと、冷静な彼。

あの手この手でケージの湿度をあげると、少しだけ音が小さくなった様子。
しかし心配でいてもたってもいられなくなり、動物病院に連絡をして午後の診察を受けることに。




大きめのバッグにペットシーツを敷き、保温のためにバッグにホッカイロを貼ります。
トトくんは逃げないように洗濯ネットに入れます。

上にふわふわタオルを被せ、抱きかかえていざ動物病院へ。


エキゾチックアニマル全般を診てくれる病院なので、待合室には亀やハリネズミなど様々な動物ちゃんが待機。


トトくんは...



こんな感じ。

なんか可愛い。
まったく動かないので何回も生存確認しました😂


30分ほど待ち、トトくんの名前が呼ばれます。




診察台に乗せられたトトくん。

まず体重を量り、触診。
そして口の中を見ていただきました。


「うん、口の中は大丈夫ですね。いまマイコプラズマが流行ってるんですが、それだと口の中が泡ぶくになるんですよ。トトくんの口の中はすごく綺麗。」


ほっ😭


ひとまず安心...と思ったのもつかの間、「ではレントゲンを撮るので待合でお待ちください。」と、トトくんは診察室の奥へ。。


また30分ほど待ち、結果は...。




先生 : 「便秘ですね。」


あみ : 「は?😦」



先生から予想外の答えを聞き、ぼーぜん。
風邪か肺炎だと思っていたのですが、まさかの便秘。

お腹の中にガスが溜まっている、咳のようなものはガスがたまって苦しいからじゃないか、ということでした。

原因としては、温度が低いこと。
最低でもケージ内は27度にしているのですが。。
とにかく、気づいてあげられなくてごめんね😭


「きちんと保温保湿していたとしても、日本でボールパイソンを飼う以上、こういった症状は出てしまうんですよ。」

と、先生はフォローしてくださいましたが、わたしの甘さが原因でしょう。
トトくん、ごめんね。


最後に浣腸をしてもらい、少しだけ糞を取っていただきました。
そして帰りの車の中でも、自力でたっぷり出してくれました!

それからは咳をしておりません!


今回の件で、ボールパイソンをはじめ爬虫類の保温、保湿はしっかりしなくてはと改めて感じました。


トトくんありがとう!

beautiful reptiles

わたしと爬虫類の奇妙で美しい日常